夏季見学会(製菓)

 8月5日、6日、7日の3日間、夏季見学会を実施しました。調理・製菓に関する実習・披露の講座を5つ開設し、本校を志望する中学生の皆さんと保護者の方々に体験・見学していただきました。これらの講座は、すべて本校生徒が講師となって行いました。参加生徒の感想をご紹介します。

 「私は見学会に参加して、製菓科の実技の司会をしました。先輩方の実技に合わせて説明をしたり、中学生の座った椅子をアルコールで消毒しました。1年生の時は見学会に1度も参加したことがなかったので今回が初めてとなりましたが、人前で話すことが苦手なりに工夫して司会を進めることができました。ここでの経験を生かし、これからも頑張っていきたいです。」

ナッペの実技披露
完成した作品

 「私は夏季見学会に参加して、製菓科で受ける専門教科の「製菓理論」という授業を体験していただきました。バターについての説明を3人で担当し、2人で実際に私たちが作ったクッキーを配りました。授業の内容としては、ふたをした容器に生クリームを入れて実際に目の前で振ってバターを作ったり、バターとマーガリンを使い分けた2枚のクッキーを食べ比べ、どちらがバターを使ったクッキーなのかを当ててもらいました。授業が終わり、時間が余ったら質問に受け答えしました。今、世間を騒がせているコロナウイルスへの対策として手指や触れたものに対しての消毒を徹底的に行いました。今回、見学会に参加するのは初めてでしたが、自分なりに楽しくできたと思います」

「製菓理論」バターについての授業
出来たてのバター