後援会

後援会とは

 本会は「岐阜調理専門学校・城南高等学校後援会」という名称で、昭和44年に発足し、長年にわたり学校と連携し活動を続けております。会員は料理や製菓、サービスを提供する店舗の代表者で構成され、今年度の会員数は52店舗です。
 後援会の大きな目的の一つは、本県の「食に係る業界」を担う人材の育成を図るため、積極的に生徒の様々な校外研修に関わることです。具体的には3年生全員を対象とした、毎週金曜日の終日学外演習(インターンシップ)や、希望する生徒を対象とした放課後・休日の実地研修です。また、遠方から本校入学を希望する生徒に対しては、学校と連携し長期にわたる研修に加えて寮等も提供し、学業と研修が両立できるよう支援もしております。
 このような生徒の研修以外にも、年に二度の役員会・総会を通して後援会会員の相互研修を深めております。また、様々な学校行事を通して学校職員とも連携・交流を深め教育活動を共有し、相互理解に努めております。

後援会長挨拶

日本料理 ひら井(岐阜市米屋町) 
代表 平井良樹

 日本料理「ひら井」は岐阜の地で明治6年に創業以来、100年以上日本料理の伝統の味と技を受け継ぎ、お客様をもてなしてきました。
 また、私自身は県や国の料理業界のお仕事も色々させていただき、この度は歴史あるこの後援会長を引き受けさせていただくことになりました。
 後援会は県内の飲食に係る有志が集まり、昭和44年に組織として発足しました。当初の目的は遠方から入学してくる生徒の里親として、後援会店舗が寮を提供し生徒の生活の面倒を見ながら、学業と研修が両立できるよう学校と連携をとってきました。今日に至るまで、会員も変わっていく中、現在は県内でも業界を代表する52の店舗に入会していただいております。
 後援会では会長と5名の副会長、学校関係者で組織する正副の会長会議をはじめ、前後期にそれぞれ役員会、総会を持ちながら、学校の現状を理解すると共に、会員相互も情報交換をして、日々研鑽に努めております。
 学校との連携で最も大きなことは、生徒の研修です。城南高校では、3年生になると毎週金曜日、全員の生徒が終日各店舗に出向き現場研修(インターンシップ)をしています。また、希望する生徒に対しては、放課後や休日に年間を通して研修する制度もあります。その中で、遠方からの入学生に対しては店舗の方で寮も提供しております。現在、この制度を利用して研修をしている生徒は30名以上おり、10名程の生徒が寮生活をしております。この研修を通して3年間頑張った生徒は、人間的にも技術的にも本当に力を付け、大きく成長しています。そんな生徒の姿を見ることが私たちの最大の喜びであります。
 いずれにせよ、城南高校で学んだ生徒たちが、卒業後は私たちと同じ道に進み、何年か後には私たちの後を継ぎ、この業界を支えていってくれるよう、後援会として人材の育成に精一杯努めていきたいと思っておりますのでよろしくお願い申し上げます。

後援会店舗一覧