後援会

後援会とは

 本会は「岐阜調理専門学校・城南高等学校後援会」という名称で、昭和44年に発足し、長年にわたり学校と連携し活動を続けております。会員は料理や製菓、サービスを提供する店舗の代表者で構成され、今年度の会員数は57店舗です。
 後援会の大きな目的の一つは、本県の「食に係る業界」を担う人材の育成を図るため、積極的に生徒の様々な校外研修に関わることです。具体的には3年生全員を対象とした、毎週金曜日の終日学外演習(インターンシップ)や、希望する生徒を対象とした放課後・休日の実地研修です。また、遠方から本校入学を希望する生徒に対しては、学校と連携し長期にわたる研修に加えて寮等も提供し、学業と研修が両立できるよう支援もしております。
 このような生徒の研修以外にも、年に二度の役員会・総会を通して後援会会員の相互研修を深めております。また、様々な学校行事を通して学校職員とも連携・交流を深め教育活動を共有し、相互理解に努めております。

後援会長挨拶

なにわ旬菜 日本料理 大阪屋(各務原市) 
代表 梶川道夫

 私は平成22年から後援会長を務めさせていただいております。会長の任期は1期2年ですので、今年度で7期目を迎えております。
 この後援会は、昭和44年に発足し大変長い歴史があります。当初は遠方の生徒の里親として、寮を提供し生活の面倒を見ながら、学業と研修が両立できるよう学校と連携を図ってきました。現在の会員数は賛助会員を含め57店舗で、県内でも業界を代表する店舗が入会しております。
 後援会は会長と5名の副会長、学校関係者で正副会長会議を開催し、役員会や総会の運営に携わっております。このような会を通して、学校の現状を理解すると共に、会員相互が情報交換を行い、日々研鑽に努めております。
 学校との連携で一番大きいものは、生徒の研修です。私の店舗でも、寮で生活する生徒を含め、長年にわたり学校の教育活動に関わってきました。3年間の研修を通して生徒を見ていますと、一番感じることは若いこの時期の大きな成長です。初めは厨房でぎこちない動きをしていても、3年間の学校での勉強を通して、また後援会での研修を通して本当に力を付け大きく成長をしていきます。そして、私たちの最大の喜びは、研修をした生徒たちが高校を卒業して何年か後に店を訪れてくれ、そのうちに家庭を持ち、子供ができ、料理人としても立派になっていく姿を見せてくれることです。 そんなことを楽しみに感じながら、今後も更に学校と連携し、将来の業界を背負っていく若者がどんどん増えていくことを期待して、活動を続けていきたいと思っています。

後援会店舗一覧