10月24日(木)にフードフェアが開催され、多くの皆様にご来場いただきました。生徒の皆さんの心のこもった作品を見ていただくことが出来ました。ありがとうございました。
今回は最高賞であるグランプリと部門賞の受賞作品を紹介します。
(表彰)
グランプリ
岐阜県知事賞 調理科3年 冨成 柚凪
岐阜教育委員会教育長賞 製菓科3年 蒔田 姫菜
岐阜県農業協同組合中央会会長賞 調理科3年 松下 ノエル
岐阜教育会会長賞 製菓科3年 伊藤 苺奈
部門賞
<西洋料理部門>
公益社団法人全日本司厨士協会東海地方本部岐阜県本部会長賞
調理科3年 倉橋 朋也
<日本料理部門>
岐阜県割烹調理師会会長賞 調理科3年 紫牟田 光機
<中国料理部門>
公益社団法人日本中国料理協会岐阜県支部長賞
調理科3年 岩浅 亜優
<製菓部門>
岐阜県洋菓子協会会長賞 製菓科2年 栗本 杏南
岐阜県知事賞 調理科3年 冨成 柚凪
「今回は竜安寺の石庭と龍を絵と人参の彫刻を作り、メインの料理はそれらに負けないよう、作りました。1年前から考え、準備をしてきたので、納得のいく作品が出来て、知事賞と認められたのだと思います。この作品で3年間、私が学んだことを生かせて良かったです。」
岐阜教育委員会教育長賞 製菓科3年 蒔田 姫菜
「今回このような素晴らしい賞をいただきとても嬉しいです。私自身、賞が取れるとは思っていませんでした。テーマでもある「感謝」の気持ちが伝わったのではないかと思うと達成感がありました。小さいリボンやフリル、バラ、カーネーション1つ1つ丁寧に作り、色も統一されるように心がけ、作品全体のバランスが良くなるように、真剣に向き合えたからこそその達成感がとても大きかったです。最後のフードフェアでグランプリをいただき、今まで私を支えてくれた家族や先生方に感謝できたのではないかと思いました。」
岐阜県農業協同組合中央会会長賞 調理科3年 松下 ノエル
「自分は今年のフードフェアのために、色々な人と関わり、実際にお店に食べに行ったりしました。去年、自分は銀賞で悔しい気持ちがありました。そして来年こそと思い、先輩達の作品を見て、たくさんのものを取り入れました。その中でも自分らしさを作品に出せるように、食べたいと思える料理を作ることを大切にしました。自分は、日本料理でエントリーした時に盛り付けに一番苦労しました。メインの八寸では、高さを意識して全体のバランスや色の配位、1品の大きさ、自分が納得するまでやり直しました。その結果グランプリをとることができ、一般投票でも多くの方に評価していただいて、とても嬉しかったです。実際に研修している店舗に食べに行ってみたいと言う人もいたので頑張って良かったと思いました。この私の頑張りが、少しでも来年、後輩のフードフェアの参考になれたら良いなと思います。今後は料理に対する熱意を大切に将来の夢のため頑張って行きたいと思います。」
岐阜教育会会長賞 製菓科3年 伊藤 苺奈
「今年のフードフェアは最後であり、絶対に賞を取りたいと思っていました。去年、一昨年と金賞をとり続け、今年はグランプリを取れて、この3年間の頑張りを結果として残せてとても嬉しいです。今年は、ウエディングをイメージした作品を作り、シンプルかつ美しく綺麗と思ってもらえるように、1つ1つていねいに作りました。バラや、ガーベラ、カーネーション、カラーなど花言葉や花の色の意味もしっかり考えて花を作りました。今後はこの成果を活かし、細かい作業や飾り付け、デコレーションなどの技術をもっと磨いていきたいです。」
<西洋料理部門>
公益社団法人全日本司厨士協会東海地方本部岐阜県本部会長賞 調理科3年 倉橋 朋也
「フードフェアでは、賞さえ取れれば良いと思い取り組んでいました。西洋のコース料理を作るに当たって、一番悩んで苦労したのはデザートでした。料理の最後の皿は作ったことがなく、先生にアドバイスを聞いて自分の理想の皿に近づけることができました。自分が作りたかったコースが作れたことによって、結果的に部門賞を取ることが出来ました。でも、グランプリ作品を見ると差がすごく離れていたと感じたので、今後とも西洋を学び、高みを目指します。」
<日本料理部門>
岐阜県割烹調理師会会長賞 調理科3年 紫牟田 光機
「グランプリに入りたかったが、部門賞を取ることができ良かった。グランプリの作品と自分の作品では大きな差があったと感じました。準備と努力の差だと思います。苦労したことはレシピを考えることに苦労しました。旬な食材をどう使い、どう見た目を良く盛り付けるか考えました。今後、賞を貰ったことに自信を持ち、学校生活を頑張りたいです。」
<中国料理部門>
公益社団法人日本中国料理協会岐阜県支部長賞 調理科3年 岩浅 亜優
「最初は5品も作れるのかとても不安でしたが、放課後練習や学校の試作の日にたくさん質問をしたのと、先生方や家族のサポートも有り、納得のいく作品を作ることが出来ました。鳳凰は、羽の並べ方や顔の作り方をたくさん研究して練習を重ねたので、良い作品を作ることが出来て嬉しかったです。」
<製菓部門>
岐阜県洋菓子協会会長賞 製菓科2年 栗本 杏南
「今回の作品は、たくさんお花をかざって華やかなイメージになるように工夫しました。1年生から続けているひよこは自信作で、うまくいきました。来年もひよこを作品の中に入れたいです。ただ、納得できない点も残り、動物たちの顔がイマイチで、細かい所にも気を配れなかったので、来年は頑張りたいです。人間の顔を大きくしすぎてバランスが悪くなってしまった所も、細かくバランスの良い作品になるように頑張りたいです。来年は最後のフードフェアなので、今年を超えるような作品を作れるよう頑張ります。」