おせち料理実習

 調理科と製菓科の3年生が、日本の食文化や伝統を学ぶ『季節料理実習』の一つである「おせち料理実習」を実施しました。今年で14回目となり、一昨年からは調理科・製菓科の合同で、調理科の「おせち」に「スイーツおせち」をコラボした3段重に仕上げています。2日前から仕込み、7日に仕上げを行いました。美味しく、また美しいお節が出来上がりました。

<感想文> 

調理科3年 藤原快吏さん
 一ヶ月くらいかけて試作や仕込みをし、完成までもっていきました。私の班は扇人参・梅人参・粟麩オランダ・手綱蒟蒻・なます・昆布巻を担当しました。扇人参は全部同じ大きさに揃えるのが難しかったです。苦労した分、完成したときの達成感はすごかったです。 
 おせち実習当日は、作業が終わっていない班に手伝いに行く生徒も見られ、普段の実習の雰囲気の良さも感じられました。全員で完成させたおせち料理でした。実習で学んだことを活かし、家でもおせち料理に挑戦したいです。

製菓科3年 河口祐美佳さん
 12月7日に、調理科・製菓科合同でおせち実習を行いました。私は製菓のノワゼットショコラとフィナンシェ、和菓子の松を担当しました。食べる人のことを想ってお菓子を作ると言う気持ちを大切にし、特に衛生面に気を付けて作ることが大変でした。  全員が1つの目標に向け集中して取り組むなかで、コミュニケーションを積極的にとることが大切だと思いました。この3年間で積み上げてきた知識と技術を活かして、とても美しく仕上げることができました。次は、3年間の集大成となる謝恩会に向けてこれからも頑張っていきたいです。